カラコンの装用時間と長時間つけていて起こるトラブルについて
カラコンを日常的に使用している人は多く、仕事や学校などにつけていく場合は一日中つけている場合も少なくありません。
しかし適切な装用時間を守っていないと目の健康に害を及ぼしてしまうので注意が必要です。
ここではカラコンの装用時間と長時間つけていて起こるトラブルについてご紹介します。
カラコンの装用時間の目安について
カラコンには使用時間が定められており、一般的には最長で12時間程度です。
使用時間が定められているのはカラコンに限ったものではなく普通のコンタクトレンズにも言えることですが、普通のコンタクトレンズの場合は14時間程度と言われています。
なぜ普通のコンタクトレンズよりもカラコンの方が短く設定されているかというと、カラコンには着色部分がありますのでそれだけ目への負担も大きいからです。
またカラコン初心者はいきなり長時間つけてしまうと、かなり目に負担をかけてしまいますので少しずつ慣らしていく必要があります。
レンズに慣れていくスピードは人によってそれぞれ異なりますので、つけていて少しでも痛みや違和感を感じたらすぐに使用を中止することが大切です。
またカラコンに慣れている人でも装用しているとどうしても乾燥してきますので、目薬で乾燥を防ぐようにしましょう。
カラコンを長時間つけることで起こる目のトラブルについて
ではカラコンに慣れている人なら使用時間の目安である12時間を越えて使用してもいいのかというとそうではありません。
装用中に痛みや違和感を感じなくてもカラコンをつけていることで徐々に目に酸素が行き渡らなくなり、酸欠状態になってしまいます。
そうなると角膜が弱りますので眼球が傷ついたり細菌が入ったりして炎症や感染症を引き起こしていまい、最悪の場合は目に障害が残ったり失明してしまうこともあります。
カラコンは目に直接的つけるものですので、おしゃれも大切ですが違和感や痛みを感じたら目の健康を第一に考えてすぐに使用を中止するようにしましょう。