承認カラコンと海外製の輸入カラコンの違いについて
今はネットで手軽に購入することができるカラコンですが、商品ページに「承認カラコン」という記載をよく見かけます。
カラコンには日本で承認を受けた承認カラコンと海外製の輸入カラコンがありますが、それぞれの違いは具体的にどういったものなのでしょうか。
ここでは承認カラコンと海外製の輸入カラコンの違いについてご紹介します。
承認カラコンとは?
以前は度なしカラコンはつけまつげやウィッグなどと同じように雑貨扱いで販売されていましたが失明や目のトラブルが多発したため度ありカラコン同様、高度管理医療機器として薬事法の規制対象となり厚生労働省の承認が必要になりました。
そのため厚生労働省の承認を得ているカラコンには薬事法承認番号という数字とアルファベットで表された16桁の文字が記載されています。
承認カラコンはレンズの製法や酸素透過率、レンズの厚さなど日本国内の安全基準をクリアしたものですので安全性が高いといえます。
眼科で処方されるカラコンは承認カラコンですが、ネットでは未承認のカラコンも販売されていますので購入する場合は注意が必要です。
海外製の輸入カラコンについて
日本で販売されているカラコンの中には韓国やアメリカなど海外製のものもあります。
韓国製カラコンはKFDAという韓国国内の規制当局で認可を受けたものでアメリカ製カラコンは米国食品医薬品局であるFDAが認証しているものです。
海外製のものでも厚生労働省の承認を受けた承認カラコンもありますが、中には未承認のものや安全だと虚偽の記載をしているカラコンもあるようです。
未承認のカラコンでも承認カラコンと品質が同じで許可を取っていないだけのものや安全基準をクリアしていないものまでピンキリですので、購入の際には注意が必要です。
海外製の国内未承認のカラコンでも問題なく使用できている商品もありますが、目の健康のためにも承認カラコンを使用することをおすすめします。